IoTユースケース② ー 健康の「多様性」に応える

ishige

こんにちは、ビープラッツの石毛です。

8月です、猛暑が続いてますね。

ん?そんなお決まりの御挨拶が使えない、2017年の8月です。
8月16日現在、今月東京で雨が降った日数を皆さまご存知でしょうか。

答えは・・・・なんと16日です。笑
毎日、雨です。東京では40年ぶりの記録だそうです。
天気の乱れが激しく「30年ぶりの大雨」とか、「史上最大の台風」なんて言葉に耳が慣れてしまっている気がしますが、それにしても異常です。

暑くない夏もたまにはいいかもしれませんが、天気や気温の乱れは、健康の乱れに繋がります。
今回のブログでは、健康管理における私たちの意識の変化とサブスクリプションについて考察したいと思います。

(IoT×健康管理といえば大きく、①高齢者や在宅介護者に向けた遠隔医療、②日常生活における健康促進が考えられますが、メインは②の話です。)

「攻めの健康」

近年、私たちが普段使う「健康」という言葉への捉え方に変化があるように思います。
シンプルに言うとそれは「守りの健康」から、「攻めの健康」への変化です。

これまでの健康は、「病気を防ぐ」や「長生き」するという考え方と密接に関わっていました。単純に、病気や怪我をしないことが健康であり、病気になると不健康というものです。
病気にならない為に食べすぎない、お酒を飲まない、タバコを吸わない、夜更かしをしない。「◯◯しない」という守りの姿勢が健康という言葉に結びついていました。

最近、「健康」の捉え方はより積極的な姿勢に関連付けられるようになります。

・これまで何であんなにカッコ良いのか/キレイなのかわからなかった芸能人が、ジムで運動中の写真や、健康的な料理などをこぞってSNSにあげる。(私みたいに単純な人間はそれだけで運動する意欲が湧きます。笑)

・結果にコミットするトレーニングジムは、一人ひとりにトレーナーや設備を構え、食べ物を管理することで、ジムとしては高額な利用料を要求するものの、それでも満足の行く健康サービスとなっている。(フィットネスクラブ業界全体は上昇傾向)

・身近なところでは、「特保」と書かれている飲み物を見ると少し値が張ってもつい手を伸ばしてしまう。

・健康管理×IoTの一翼であるウェアラブル端末市場は、2020年には国内で1000万台を突破する(2017年から3年でおよそ2倍の数に)。

このように、健康への価値観が変化することと同様に、健康投資への入り口がより身近になっています。「健康」というワードが指し示す意味は「◯◯しない」の守りの健康から、お金と時間を投資して獲得する積極的な健康観、=「攻めの健康」へと移行しています。

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健康観の多様性

では、「攻めの健康志向者」となった私たちは何を求めているのでしょうか。
キーワードは「健康観の多様性」です。

これまでは「1つの健康法に群がる」の形が主流でした。バナナや豆腐、春雨など毎年変わる「◯◯ダイエット」や、マッチョな外国人を見よう見まねでトレーニングしながら「頑張るぞ、お前はそんなもんか!」と励ましてくれるDVDなどがそうです。画一化された健康手段にこぞってブームが起き、皆が似たモチベーションで抽象的な健康体を目指すものでした。

健康への入り口が身近になることで、攻めの健康志向者は知識や思考を獲得し始めます。また性別、年齢、職業、嗜好によって目指すべきゴールも大きく異なることを自覚します。(当たり前のようですが、「守りの健康志向者」だった私たちは中々気づくことが出来ませんでした。)

これからは「1人に1つの健康観」です。規則正しい生活リズムを送ることで健康とする人、ジムの筋トレで健康とする人、ランニングで健康とする人、エステやマッサージなど他人の手段を借りて健康とする人、食事に徹底的にこだわり健康とする人。シュッとした身体、ゴツい身体、しなやかな身体、緩やかに現状維持。求めるものは全員違います。

「一人ひとりに合った健康化手段」を売る(IoT×健康管理)

能動的且つ多様性を持つ「攻めの健康志向者」に対し、サービス提供者として売るべきは「一人ひとりに合った健康化手段」です。全ての健康データ(年齢、体重、血圧、心拍、体温、筋肉量、身体年齢)も、全ての理想の健康体も、人によって明確に異なるためです。

早くからIoTが根付く健康管理分野では、既に浸透している部分が多いです。その健康化手段の一般的な内容は、「①記録」と「②分析」によって理想の身体へのPDCAサイクルを日々試すことです。

・ウェアラブル端末は、ボーっとしていても勝手に生活情報(「心拍」「歩数」「消費カロリー」「移動距離」「睡眠時間」)を記録する。

・データを蓄積/分析して理想に近づけるためのアプリは、能動的にデータ登録をすることで、常にフィードバックをもたらす。(日々の運動内容を記録する、食べたモノを記録する、見た目の変化を画像で保存するなど)

このようにIoT×健康管理とは、一人ひとりの異なる健康観に寄り添う、健康アシストサービスと呼べます。

複雑な課金パターン

課金の面では、フリーミアムで利用者の裾野を拡げ、それぞれの健康観に基づいてサービス利用料を回収していくパターンがハマりそうです。

・一般利用者 → 月額無料
ウェアラブル端末から得た健康データを経過観察できるようにする

・守りの健康志向者 → 月額固定の利用料
ウェアラブル端末から得た健康データを解析し、異常値を発見し、通知してアラートを出してくれるサービス。不正脈の通知は100円/月、血圧の異常通知は50円/月など。

・攻めの健康志向者 → サービス利用量に基づく従量課金
ウェラブル端末から得た健康データと食事情報を登録解析し、もっとも効率的なトレーニングのメニュー(回数や負荷、時間、距離など)、タイミングのサジェスチョン、サボったときのアラートをするサービス。最適なトレーニングメニューのサジェスチョンは10円/1回、サボりのアラートも10円/1回など。

1つの健康サービスの中に①無料会員、②固定利用料金、③従量利用料金の3パターンがあり、これらを合算して請求すべきサービス利用者も発生します。その分毎月の料金計算は複雑になります。ただ、利用者のパイを増やしたいフリーミアムモデルのサービスでは、料金計算に手間取っている余裕はありません。

IoTサービスを提供するためには、従量課金や複雑な料金計算が必要であると私たちは考えます。弊社CTOもその点について触れています。

 ▷Bplats Tech Insider 売りも買いにも従量課金!?

Bplats®はサービス提供に当たる仕入や販売に、固定利用料+従量利用料の複雑な料金計算が発生することを想定して設計した課金プラットフォームです。
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以  上

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