提供するサービスの期間管理とは

2011年6月28日

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ビープラッツの篠崎です。

Interopの前のエントリで、「都度課金と継続課金の違い」について書いてみましたが、
この続きを。

従来の都度販売モデルの方が、継続課金モデルに変わるには、
販売管理において、以下4つの対応が求められると書きました。

a.提供するサービスの期間を管理すること
b.提供するサービスの使用状況や利用実績に応じて顧客への請求金額、会計処理(売上計上)を連動させること(従量制の場合)
c.見積、会計処理(売上計上)、請求、入金確認が継続すること。また、これらはb.に応じて変動し続けること
d.再販の場合は、a.~c.を販売パートナとの関係と共に管理する必要のあること
(卸売り条件(仕入を行う事業者の場合は仕入条件)や報奨金を連動させること)

今回はこのうち、a.について書いてみます。

「提供するサービスの期間」というと、表現は単純ですが、
これは以下のビジネスルールを定義して管理できるようになります。

(1)期間単位
当たり前ですが、「時間制」か、「日次」か「週単位」か、「月次」

(2)提供単位
予め、サービスを提供する期間が決まっているものは、この範囲を設定しておく必要があります。
12とか(12か月)、24とか(時間)です。
プリペイドのモデルや、期間が到来したら契約満了するモデルに必要です。
この(1)と(2)が設定されて初めて価格を設定できます。
次に、どうやったら課金開始して良いかの、起算し始めるルールを設定します。

(3)成約するルール設定
(1)と(2)の時計を起算し始めるルールを設定するということです。
フリーミアムなどは、この無償期間を経て課金開始されるモデルです。
これらのステータスを管理できなければ、課金できません。
「無償期間」「評価期間」「申し込み受付期間」「課金」など。

(4)契約の満了の仕方「更新のタイプ」
幸いにも、ユーザにサービスを利用し続けてもらえ、契約満了の時期を迎えました。
「では、どうもありがとう。さようなら」ではなく、
おそらく、ここからサービスを継続してもらったり、
上位サービスにアップグレードしてもらったりするタイミングかと思います。
この時の、「更新の仕方」のルールも予め設定しておく必要があります。
「自動更新」なのか「都度更新なのか」

「自動更新」とは、ユーザが辞めると意思表明しない限り課金し続けるモデルです。
携帯電話、通信サービス、電気料金、、、。この他にもたくさんあると思います。

「都度更新」とは、契約更新のタイミングで「引き続き契約しますか?」と利用者へ確認するモデルです。
自動車保険、火災保険、生命保険、リース、、、。この他にもたくさんあると思います。

この他、「更新のタイミングでどのくらいの期間、更新を受け付けるか」の定義も必要になります。
所謂、「猶予期間」とか”Grace Period”と定義されるものです。
と、一言で、「提供するサービスの期間」と言っても、
サービス事業者の志向や商品特性によって、このルールは多様です。

この他、今回詳しく書きませんでしたが「無償期間の設定」についても、
無償期間の考え方は事業者によって異なります。

当社では、従来の販売管理システムや会計パッケージで管理できない、
このような、継続課金型のサービス事業者に求められる多様なビジネスルールに対応する仕組みを整えています。

次回は、今回のエントリで省いた「無償期間の設定」について書いてみます。
ではまた。
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