通信サービスの注文~請求管理
企業概要
業界 :通信商材 :通信SIM、SaaSサービス
企業規模(従業員数) :100~300名
導入時の関係部門 :システム開発部
導入時の要望
事業部が先行して個別システムの開発を推進しているなか、システム担当部署としては個別システムの乱立を避け、パッケージに業務要件を合わせることにより、事業毎に異なる個別業務が増えることなく、社内標準化を進めたいという思いがあった。自社の通信サービス以外のサードパーティ商材などの管理については、基幹システムの改修を必要としない外部SaaSサービスの活用を推進したいという方針と、取扱い商材の特性により、従量課金の料金計算に柔軟に対応できることが必須条件であった。
導入の決め手
事業部側では、個別システムの開発の計画を進めていたが、乱立する個別システムを増やしたくないこと、新規事業の計画時でのシステムの先行投資額が大きいことなどから、IT担当部署からの社内説得によるパッケージ採用に至った。パッケージでは当初希望の業務要件の80点程度のマッチ度ではあったものの、業務要件を見直しパッケージに合わせることを実行したことにより、事業立ち上げの負荷やコスト負担を大幅に削減して事業開始に至った。
導入イメージ

導入スケジュール

導入後の成果
・採用の発端となった事業部の事業以外のサブスクリプションビジネスでの同一プラットフォームでの販売管理が増え、1商材のニーズに合わせた個別システム開発の投資を行うことなく、効率のよい運用を実現することができた。・導入時に導入支援サービスを受けたことで理解度が増しノウハウを蓄積できたことで、新たな商材の追加や複雑な従量課金ルールの設計なども自社完結でき、使い方の幅が広がった。
・他社とのBplatsとシステム連携することができる『つながる機能』など、パッケージでありながら、新たな事業モデルの提案を可能としている為、自社での新規ビジネス展開時において、プラットフォーム活用を想定した事業創出を可能としている。
・サービス追加時や事業拡大時に必ずしも基幹システム側のみ改修を行わなければならないのではなく、要望に合わせてパッケージ側に対応を入れることができる場合もあるため、トータルのシステム開発・保守費用などの抑制なども実現している。